フィルムインモールド成形

    

フィルムインモールド成形とは?

射出成形の熱と圧力により図柄を製品表面に転写する工法です。

あらかじめ図柄が印刷されたフィルム(転写箔)を金型内に供給して挟み込み、
フィルムを加熱してから金型表面に密着させたあと樹脂を流し込むことで転写されます。
フィルムインサートとは異なり、フィルムのインク部分のみが転写されます。

また、フィルムを金型内へ挟み込む必要があるため、成形機のほかに付帯設備を用いる必要があります。

フィルムインモールド成形の工程

デザインインクが付着しているフィルムを供給し、成形品の形に合うよう吸引させます。そこへ樹脂を流し込むことで、インクが転写された成形品が出来上がる流れとなります。

フィルムインモールド成形のメリット

塗装では表現のできない様々な図柄や多色化、表面テクスチャーへの対応が可能で、
光沢や艶消しなどデザインの自由度が広がります。また、浅絞りの製品の加飾に適しています。

河村化工のフィルムインモールド技術

当社では樹脂の種類を問わず、様々な原料でのインモールド成形が可能です。

またインモールド成形には樹脂成形機以外にフィルムを金型内へ挟み込むための付帯設備が必要となりますが、当社ではこれを内製することで、省スペースかつ高品質なインモールド成形を実現しています。

樹脂部品の設計開発から製造、組立まで
一貫してお任せください

河村化工では加飾だけではなく、
射出成形やブロー成形をはじめとした、あらゆる樹脂成形技術を保有しています。

また、成形に限らず
樹脂部品の設計開発から成形、塗装、組み立てまで一貫して対応いたします。

サイズや樹脂材料も幅広く対応可能ですので、
お困りごとがございましたらお気軽にご相談ください。